今流行っている腸感冒に結局子ども3人ともかかってしまったものの、幸い軽く土曜日には元気になった。そして、週明けの今日、弟のかんすけを保育所につれて行った時に、
F先生が、「いつも元気ななっちゃんも、かかったかね~。」と言ってくれた。
いつも気にかけてくれる先生。なっこ年長さんの1年、加配として付いてくださっていた先生。
「はい。でも、嘔吐はなくお腹がゆるくなったものの自分でトイレに行けたり・・あまり手を焼かせずに、元気になりましたぁ」というと、なんだか、先生、涙目。年長さんの時、トイレに一緒に通った事を思い出されたという。
なっこの成長を心から喜んでくださった表情で「凄いね~」
「やっぱり人間として、食べること、排泄のこと、衣服の脱着などの自立が一番大切だと思っていましたから・・・」
涙を流されながら話しをしてくれた。きっと、いろんな思いを持ちながら保育という立場でなっこと過ごしてくださったのだろう。
その頃は、1時間と保たないくらいおしっこが近かったと思う。おしっこが出てしまっても、
「出たよ」と知らせることもない。 そのままパンツを履いたままだったりした。1日(お昼
寝があるから、実質半日くらい)の間、トイレの失敗無く終わった日は少なかったのではな
いだろうか・・・。
それでも、先生はなっこの事を想い寄り添って過ごしてくださった。だからこそ、今でも、すぐ思い出され涙まで流してくれる。それだけ思いを込めて関わってくださったのだろう。
正直いうと、その当時の私は、その先生の気持ちにここまで気づいてなかった様に思う。
それはたぶん、「私の大変さをわかって欲しい・・・」という気持ちが、大きかったから。
少しづつ、なっこが落ち着いてきて、
こちらの言葉を理解して割と素直にきいてくれたり、私達を頼りにして「おねがい」と言い、ケラケラ笑って遊ぼう!!という顔が見れる様になり、夜も家族と同じように眠ってくれる日が多くなった今だから、やっと先生の気持ちを感じて理解できるようになった気がします。
帰りの車の中ひとり、人の心の温かさに触れ嬉しい気持ちでうるうるしながら、ようやっと私も少し落ち着いたかなぁ~とじみじみ。そんな思いで家路に着きました。
気にかけてくださる方が本当はたくさんいるのに気づかないって、もったいないですね。
過去の分を取り戻すくらいな気持ちで、過ごしたいなぁ。
みなさん、いつもありがとう。
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