だから、なるべく笑顔でいたい・・・

私が、まだ独身の時、病院に勤めていたことがありました。

午後からは、検査の時間に充てる科が多く、廊下の待合いに座っている人の様子がよく分かるのですが、あるとき、ダウン症の子どもさんとそのお母さんが座っていて、お母さんがとても疲れた様子でした。

 

私は、"障がい"の子どもさんを持つと大変だろうけれど、

・・・・そんな辛そうな顔をして生きていかなければいけないのだろうか・・・。

まさに障がいのある子を"抱えて"。

 

という雰囲気に、寂しさを感じ、私なら、絶対嫌だ！！って、そのとき、思ってましたっ。

 

そして、数年後、私は世間でいう障がいのある子を持つことになりました。

一歩外に出ると、あのお母さんのような顔だけにはなりたくない・・・やっぱりどこかで、そう思っていました。

 

かわいい我が子と、一緒にいて暗い顔で過ごしていたら、

ますます世の中に受け入れられないんじゃないか、

「やっぱり、大変そう！！　私には、関係ない話で良かった」

そう言った風に思われやしないか・・・・

「苦労してるわね」

「障がいがあるもの、仕方がないわね－」

そういった感じに、取られるのが、嫌でした・・・。

 

 

だから、普通に、子育てしている者同士として、受け入れられたかったので、

周りにも、

なっこは、「自閉症だった」とか、

「あんまりおしゃべりが上手じゃないかもしれんけど、地域の学校に行かせたいけん

　またこれからも頼むね」って、話せる人には、話しました。

みんな　「そうだったんだ－、わかったけん。」って感じで、

その前後、私たちに対して、態度など変わることはありませんでした。

むしろ、優しいまなざしの人ばかり・・・。

 

 

でも、正直、どうしても、あの病院でみたお母さんのような顔になるときはありましたね。

「あ～、あのときのお母さんは、こんな気持ちだったかもしれないなぁ～、本当に、簡単に周りに相談することも出来なければ、相談しても、解決にならないことばかり・・・」

どうしても、どうしても、マイナスにしか考えられない時が、ありますもの。

それに、そのお母さんは、病院での様子でしたから、それこそ、お子さんの身体の心配があったのだと思います。あの顔になるのも、分かるなぁ～。

 

でも、今、そのお母さん、お仕事をされているのですが、もうあの時の顔では無いんですよねっ。特別お話ししたことは無いのですが・・・。嬉しいなぁと思っています。私も、本当の意味でそうなりたいなぁと思わせてくれています。

 

 

 

 

★昨日のブログは、ＦＢで「更新しました！！」と、知らせたので、件数が一気に30件の方　　　

　に見て頂けました（^^）ありがたいことです。

 

それに、mama c .  母さん達から、

「いいぞぉ～、ああいう事も、読んでいる人には、

共感できたり、勇気をもらったりして　一歩を踏み出せるかもしれんから、、、」

と言われました。

 

自分では、「そうかなぁ？」と思いつつ、

 

でも、自分の中にこのまま溜めておいて、

おばあさんになってから、「私は、苦労したんだ～、～。」って言う人になりたくなかった。

 

「ブログを書くことにした」理由の中で一番のきっかけは、そういう事でしたから、

私も良かった。書いて良かった。

私も書いて、癒されたような気がします。

 

時々、こんな事も折りまぜながら、思ったことを、書いていこうと思いますので、

今後とも、よろしくお願いいたします　ｍ（＾ー＾）ｍ