金澤翔子さん を 知っていますか?

ダウン症候群・・・

 

最近では、ずいぶんと この障がい名は知られるようになってきたかなと、感じています。

 

 

先日、金スマで「ダウン症 書家 金澤翔子」さんを取り上げていました。

 

驚いたのは、今の大河ドラマ「平清盛」の題目は、この方の書だということ。

 

現在活動は広がり、東北の被災地だったり、お寺の前だったりで、

 

書を披露している様子も映されていました。

 

 礼儀正しく、感情豊か。純粋そのもの。 とても好感のもてる人でした。 

 両親に、愛情深く育てられんだなぁ~と感じました。

 しかし13,4歳でお父様(翔子さんがそう呼んでいました)を亡くされ、

 今は、お母様と2人。

 

出生時の話もありました。

敗血症の状態だったそうで その時、

医師から   「すぐに治療をしないと、命が危ないですが、どうされますか?」

と聴かれたそうです。

 

 

「どうするって?!、早く治療をして下さい。」 というお父様に、

 

医師は、

「お子さんは、ダウン症です。

せっかく治療して助かっても、知能もない子 

大変な思いをするだけです・・(治療して)いいですか?」

 

ーーーそのような意味合いの事を言われたようです。

 

(20数年前と言うこともあり、医療従事者の中にも正しい知識を持ち正しく理解をしている者が多いとは言えないようでした・・・)

 

その時に、お母様には知らせる事が出来る身体の状態になく お父様が、1人で決断して、自分の血液を翔子さんに譲る治療をしたそうです。

 

後から、その話を聴いたお母様は、

「なぜ希望も見いだせない子を、助けたの。どう責任とるの?」

そういった気持ちに 一時、陥ったと言っていました。

 

・・・・きっと正直な気持ちをお話しされていると思います。

    でも、もっと複雑な気持ちだったと私は思います。

    

 

 

 

 

書 道・・・字をきれいに書くだけではなく、ココロの表現なんでしょうね~

      たくさん、たくさん書いてこられたのでしょうけれど、

      ココロの美しさで、人々が、魅了されるんでしょうね~

     

 

もっと、金澤翔子さんのことを知りたくなりました。

ステキな人です。