大事なことを教わりました。

偶然見た、テレビに、

奇抜なカラーヘアのおばあさんが写っていました。

それに、車椅子に乗っていて、脳性麻痺という障がいがあるとのこと。

 

今は「福祉ネットワーク」から、番組名も変わったのでしょうか。。

「ハートネットTV」とありました。

 

久しぶりに、「そうだ、そうだ、そうなんだ!!」

と、心が揺さぶられました。

 

このおばあさんは、現在64歳。

20歳の時から20年間は障がい者施設で暮らしていたそうですが、40歳の時から施設を出て 24時間支援を受けながら自立した生活を送っているそうです。

 

このおばあさんの歴史には、とても辛いこともあったようです。

コミュニケーションがうまく取れない状態っていうのは、まわりに理解されにくく過ごすことがあり それは、どんなに悲しいことか・・・。やっぱり丁寧に、一人ひとりのことを考えてあげないといけないなぁ~と、思いました。

 

ちょっとショッキングなお話ですが、、

「優生保護法」という法律があったため、

妊娠できないように手術を受けさせられたと・・

 

今も消えない、一生消えない 大きな心の傷であろうと思い、涙が出ました。

 

施設を出てから、当時まだ介護者が少ない頃だったため、

今のように24時間介護は受けられず、

次の介護者がくるまでの間、たったひとりで、パンひとつで しのいだこともあったとか・・・「でも、自由がよかった」・・と振り返っていました。

 

 

脳性麻痺の病気の加減で、身体があちこち痛かったり、

言葉も年々うまくしゃべれないようになっているそうです。

「けれど、ヘアカラーは止められない」と、

穏やかな顔をするこの方のお顔は素敵でした(*^_^*)

 

周りの方も、介護をさせてもらっている

というような姿勢がみられました。

 

 

本当にそうなのだろうな~、

してあげてるとか、

してもらっている

優劣とか、

上下とか そういうことではないなぁと、

 

人と人が関わって生きる って 補い合いながら 気持ちよく過ごす 

 

そういうことができるように努力したいです。。。

 

全然できてないけれど。。(;_;)

 

大事なことを教わった気持ちになりました。

 

素敵なこのおばあさん、、の映像は、

Eテレ 

 再放送11月1日(木曜)午後1時5分~1時34分

 ほっとしてほっ ーある脳性まひ者のエッセイからー