何年もかけて作られた日本の社会の仕組みは、大多数の人が過ごしやすいであろうという形で、作られました。
建物、道路、製品、掲示物 色々なものを、普通と呼ばれる人たちに合わせて作られました。
その結果、身体の不自由な方には、「ご自分でどうぞ頑張ってください」と言わんばかりのところもあったように思います。
でも、どうもそれでは、優しくないなっ。とみんな 気づき始め
目の不自由な方も 耳の不自由な方も 足の不自由な方も、
快適なものを作ればいいんだ!
というので、バリアフリーということばが叫ばれ、
エレベータ、エスカレータ、
スローブをつけ 段差をなくしたスローブ、車椅子でも通りやすい幅が広い道
掲示物や食品 生活用品も点字をいっしょにつけて
公共の場所にも 音声案内
手話・字幕もよく目にするようになりました。
そして近年は、
障がいのある人の便利さ使いやすさという視点ではなく、
障がいの有無にかかわらず、すべての人にとって使いやすいように
はじめから意図してつくられた製品・情報・環境のデザイン(ユニバーサルデザイン)が増え始めていますねー。
小さな子どもでも、開けられるように瓶を開けやすくする道具。
目の不自由な方、メガネがないときにも分かるように、
シャンプー、リンス違ったギザギザの印
幼い子どもや外国の方に目の不自由な方にも分かりやすい案内表示など。
本土の公共の場で
トイレの通路、、男、女 色ではっきりクッキリ分かるようになっていて、さらに音声で、誰でも使えるトイレの入口が分かるようになっていたことに私は驚きました (*´ω`*) ユニバーサルデザインとは、このことか!と思いました。
きっと、不自由な方がいたお陰です。
こんなところが困っている、こういうふうになると助かるなーと、
沢山沢山発言したことで、変わってきたのだと、思います。
携帯電話だって、年配の方が使いやすいものが出来ています。
ニーズをうまく伝えることができれば、気持ちも分かってもらえますし、製品化されます。
妊婦さん体験とか・・男性でもできますよねっ。
お年寄りに多い白内障の見えにくい状態とか、足腰が辛い状態にする装具・・
その方の立場になって考えてもらう体験をしてもらい、気づいてもらうわけですね。
なっこの場合もそうですが、困っていても、当事者本人からの発言が難しい人たちがいます。これからは、そういう人たちのことも考えていく時代なのではないかなーと、思っていますし、願っています。
もしかすると、もしかする
なっこたちに、意外な救世主、IT。
おしゃべりが出来なくて ノートに文字、文章を書く事は苦手でも、パソコンを使えば、文章を書き表現できるという人がいます。
コミュニケーションが苦手だけれども、周りの人が理解して適切な方法で支援すると、スムーズに伝え合うことができる人がいるのです。
普通と言われている人の感覚では、分かりにくい。人達がいます。
なっこも、大好きなパソコンを使い表現する日がくるかもしれません。
時代はどんどん進みます。
今できないことも、未来には容易にできる事に変わるかもしれません。
私も頑張りがいがあります・・(*´▽`*)♪
コメントをお書きください