自分の気持ちが伝わらないって・・辛い。。

先日、久しぶりにお話した方に

「なっこちゃん もう、頭を叩くこと な~い?」って聞かれ、、、

 

 

あっ、本当だ!そんなこともあった!と、思い出しました。

 

 

 

 

なっこが、急に怒り出して、

 

自分の頭を グーの手で、ボコボコ叩いたり

 

床や壁 時には、コンクリートであっても、

寝そべって、頭を打ち付けることが、ありました。

 

 

4、5歳~1、2年生くらいまであったかもしれません。

 

そんなに頻回ではなかったですが、続くときは、続いて、

 

怪我をしないように・・・してやる。

見守る。

携帯電話の着メロを聴かせる くらいのことしか出来ませんでしたが・・

 

わんわん泣いて、足をドタバタやって。。

 

そうそう、そうでした。


今はもう全然ないので、忘れてしまっていましたが、

小さなときから、なぜか理由はわからないけれど、

混乱して、大泣き、大騒ぎが時々ありました。

 

 

今は、急に泣き出すことがありますが、

 

たいてい誰かの大きな声が不快だったとか、

テレビを見ていて、昔の嫌な記憶が蘇って?泣く。。フラッシュバック。

それも、眠たいのに、眠れない時とか、お腹がすいている時に 起こりますが、季節ごとに1回あるか、ないかくらいで、落ち着いています・・

 

 

なっこの場合は、

成長とともに、言葉の理解がずいぶん進んだことと

自分の気持ちを伝える手段を身につけた ので、

 

混乱することが、減ったのだ と思います。

 

自分の気持ちが伝わらないって、

めちゃくちゃ辛いですよね、

 

 

よく 例えられるのが、

 

「アフリカの少数民族の中へ

日本人のあなたが一人 連れて行かれた と想像してみてください」

 

というのがあります。

 

言葉は、もちろん、文化が違います。

自閉症の子どもたち そんな状態に置かれていると、表現されます。

 

 

それを感じたとき、

なっこの周りの状況を 少しでも、安心できる世界にしてやりたいと思いました。

 

ホント、忘れてしまっていたけれど、そうそう 

「なんて大変な障がいだ!」って、思いました。

 

自閉症は、1000人に1人。 

広く発達障がいと捉えると、100人に1人いると言われています。

 

世界どこでも同じような割合で生まれているそうです。

 

大変な障がいだけれど、

知れば知るほど、愛らしい 素直で 真面目な性格の子どもたち。

 

飲んで効く薬はないけれど、周りの人に知ってもらえて、優しく関わってもらえると、とっても幸せです♪

だって、アフリカで、一人・・・、私も、そうしてもらえると、安心してそれなりに頑張れそうだから・・。

 

 

 

 

同じ小学校の子どもたちは、関わり方が上手で、なっこの気持ちを察してくれています。

だから、ずっとこのまま何年も過ごさせてもらえたら、、なんて、時々思います。

けれど、いつかは、別々の道を行くことになります。

みんな 子どもたちには、未来があります。


なっこも、明るい未来に送り出したいな~。。。