お姉ちゃんが ついに 出来ました!!
鉄棒で「さかあがり」が出来ました!!
昨日は 体操の専門の先生を招いて行われる体操大会でした。
西小体育館で行われました。
①マット ②跳び箱 ③鉄棒
4年生~6年生が、一人ひとり この3つのうち 1つか2つを発表します。
すべての発表が終わったあと、
「10分程休憩しまーす!」
と、大きな声で先生が告げると、
鉄棒に手をかけ 順番に好きな技をやってみる子どもたち。。
やる気にあふれ、誰も休まない休憩時間となっていることに、関心しながら私たち保護者は2階から見ていました。
なっこも、その中に混じって鉄棒を触って
今にも逆上がりする?!かの 勢いの動きを真似して遊んでいました。
そして、発表で足は結構上がっているものの 逆上がりが出来なかったお姉ちゃんは、本土から来られた体操の先生に直接レクチャーしてもらっていました。
私の存在に気づいてた担任のw先生が「お母さん、もうすぐ出来ますよ!」と、声をかけてくださいました(^-^)が、期待半分、不安半分の私でした・・・。
腕をグッと鉄棒に近づけ 足を蹴り上げ、
あとからの足も意識的にあげて
お腹を鉄棒に近づける・・細かく丁寧にアドバイスをもらっているようでした。
でも、この段階ではお姉ちゃん、おしい所までいきますが、出来ません・・。
* * * * *
だれも身体を休めることなく 休憩時間が終わり 笑
体操の先生による「授業」が始まりました。
「体操は、
努力したら努力した分、出来た時の喜びが大きく、
バスケットボールや野球と少し違った喜び、楽しさがありますね~」と、語った先生。
上手に出来ていた子にもう一度演技してもらい、
いいところを具体的に話してくれます。
そして、これからの気をつけるポイントやスモールステップを踏みながらの
練習の方法を教えてくれ、子どもたち全員もう一度やってみます。
蒸し暑い体育館・・・
実技もみせ 汗をぬぐいながら お話する先生
子どもたちも真剣に聞き、また身体を動かして、
上手くなる楽しさを知っている様子が、とても素敵でした。
鉄棒では、
一人の子に もう一度演技をしてもらい
「自分の手先、足先に伸ばせ!と、命令し続けようと努力をしていたところが良かった」と、話していました。
そして、
「いっぱい練習したんだけれど、出来なかった子に、ぜひ みんなの前で 成功して欲しいと思います!」
「○○さん!」と、名前を呼びました。
・・・はい、うちのお姉ちゃんです(^_^;)
お姉ちゃん・・・
さっきの休憩時間にレクチャーしてもらったことで、
出来るような感触が分かったのか、すくっと立ち上がりました。
体操の先生
「逆上がりは、
そんなに練習しなくても出来る子もいるけれど、
沢山練習して出来る子もいます。
もう出来ている子は、下級生に教えるときに
こういう風に教えてあげようと考えながら、
ちゃんと聞いていて下さい!」
「もう彼女はずっと練習をしてきて
両手に豆が出来て、とっても痛い。。
だから、今テーピングをしてあげたけれど、
ちょっと大げさに巻いているように見えるかもしれないけれど、
そうしないと痛い。
もう、99.9% できてるんです。
あとは、みんなの応援もあると きっと出来ます!」
その言葉で、鉄棒の正面に座ってみているお友だちは、
「ファイト~!」「がんばれー」
「おねえちゃん、がんばって!」「いけいけ!」・・
この2つは、なっこの口から出ました (#^.^#)
「いけいけ!」は、陸上大会の応援で覚えた応援の仕方かな!?
なっこが言ったそうですよ~ 笑
みんなから、注目されている中・・・
これで、できなかったら、どうするの~? 一抹の不安がよぎる私・・・
この時のことを、お姉ちゃんは、
「やってみて出来なかったら また学校で練習すればいいわ~」
って思ってたと言います(*^_^*)
* * * * *
鉄棒を握り、足を上下に開き
ツッタ ツッタ ッツッタ それぇ↑↑
勢い十分
お腹は、鉄棒についた!!
「惜しい」
お姉ちゃん、それでも、ニヤリ?!
体育館の2階、真上から見ている 私
(ん?・・・出来る!? 出来ない!?)
見守るしかありません。
2回目!も「おしい~」
「お腹は、ついてる。
あと、お腹がついたら、足を曲げるだけ!!」
そうか、そうか と、分かった感じのお姉ちゃん。
3回目!!
「がんばれ~!!」と祈る気持ちでした。
でーきたー!!!
すごーい!!
やったー!!
拍手喝采!!
* * * * *
みんな 自分のことのように喜んでくれていました。
もちろん、お姉ちゃんも、ニッコリ笑顔!ヾ(*´∀`*)ノ
感動です。
「やぁ、これがあるから、先生は教えるのを やめられない」
・・・・そう言われた体操の先生。
熱い気持ちのこもった授業を最後まで拝見でき、とても良かったです。
こういう先生に、私も小学生の時に 会いたかった 笑
でも、そう思った今から 私が、少しでも、
子どもたちのことを そういう眼差しでみてあげられる大人になると、
いいのだなと、思いました。
とってもいい時間を頂きました!
ありがとうございました!m(_ _)m
* * * * *
恥ずかしくて、お礼を言えなかったというお姉ちゃん。
「お礼を伝えたいね」と、話していました。
すると、同じ日の晩 家族で見に行った演劇会場で、なんとバッタリ!!
体操の先生に出会うことができたのです!!
きちんと、「ありがとうございました!!」と、言えました。
私も直接お話が出来て本当に良かったです!!
この日にむけ、放課後の練習では、毎日、毎日鉄棒にむかい、
手のひらに 豆を作るほど、頑張ったお姉ちゃん。
「もう ちょっと」
「おしい」
「がんばれ」
など たくさんの言葉をかけてもらいながらの練習・・
でも、うまくいかない。
悔しい気持ちを 家では、ぶちまけていました。
「どうせ、私はできないんだ!」
「いいよ もう」
「なんで、みんなに出来て 私には出来ないの!?」
苛立ち、時には、悔し涙も・・・
母の私も、実は逆上がりできたことありません(>_<)
なので、私の強い希望で 我が家に鉄棒を置いていました・・・けれど、昨年、諸事情有り、処分、、。
それまでは、お姉ちゃんは、腰にタオルを巻いて練習したり、補助して練習をやった時期もありました。
学校で教わる時期には、真剣に頑張っていた事と思います。。
けれども、成功には至りませんでした。。
そして、大会本番に近づくと
「もう、やめたい。大会が嫌だ、、。もう出来ないもん」と、落ち込む娘に、
「明日出来るかもしれんのに、諦めたら もったいない!」って、
どこかで、聞いたことのあることばを、言い
なんとか、最後まで頑張れるように・・と思っていました。
私自身が出来たことないので、
【私の娘】、、が、
(出来るかどうかは、分からない ・・・)と心のどこかで思っていて
実のところ、そう言うしか、方法が見つかりませんでした。
仕方なく、
(大会までやるしかないか~)といった感じで、
次の日も、「いってきまーす」と出かける おねえちゃんを見送りながら
けなげに頑張っているな~
その頑張りが、大切!
結果は、できなくてもいい。。
できないときの、慰めの言葉は、すぐ浮かんできました、
今、考えると、「ごめんなさい」ですね。
出来ると、信じてやれてなかったのかも。
私自身、人と比べると、出来ないことが多いと思っているので 、
子どもに対して、私の子どもだから・・・と、
弱気に そんな気持ちになる時が たくさん あります。。
でも、本当は、母親である私と、娘は、別の人間。
私の運動が出来る、出来ないが、そのまま(イコール)娘の出来る出来ないで、あるはずがありませんものねっ(^_^;)
私の子ども=私と同じように 出来ない
の思いを消したほうがいいな~、、、
どんな人も 諦めなければ、いつか 必ず出来る!
そういう思いで、応援したいなー。。
「周りのお友だちが出来ることは、私もやりたい!」
子どもは、きっとそう思っていますよね~。。
ホント、子どもの出来るを信じて、その気持ちを応援したい!
この日は、母の私も いい勉強になりました。
なっこは、跳び箱で発表しました。
【跳び箱によじ登りそして、ジャンプをして降りる】
という演技をしました(^-^)
名前を呼ばれると、「はい」と片手をあげ、
最後は、手をYの字に広げ決めの「ポーズ」! 練習どおりできたようでした。
「「ポーズ!」って言ったなっこちゃん、可愛かったわ~♪」と、
見に来ていた保護者の方に言ってもらいました(^-^)
温かく見守って頂いています。
みんなに混じって練習をして、本番もちゃんと、やり遂げました!!
なっこも、日々自信を持てるようになっています♪♪
感謝!!
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