お葬式に参列した。
同級生の友だちのお母さんが亡くなられて。
10年ほど前にお父さんも亡くなっている。
式場に入ると、
すでに神妙な面持ちで同じ喪服姿の方が並んでおられた。
式が始まるまでの間、
ガラス越しに友だちの姿をみつけた。
白いハンカチを目元にあてる姿、、なんとも悲しい気持ちになった。
いずれは、みんなが通る道。
私もそうだろう。
昔から 友だちのお母さんには、お世話になった。
そのおばさんの笑顔が何度も浮かんだ。
娘となれば、思い出される場面はいくつもある訳で、それを一つ一つ整理していくことになるのだろうか・・思い出せば、また忘れかけていたことも思い出され、永遠に穏やかな気持ちになるとは思えないのではないのだろうか・・・式の間、ずっと涙が流れていた友だち。
経験していないことは、経験した人の気持ちは、分からないというが、
友だちの心が穏やかになることを祈るばかりだった。
お坊さんが、「役目を終え、・・・」と言う言葉を使った。
役目を終えたら、あちらの世界へいくのだな・・
役目があるうちは、こちらの世界なのかな・・
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