先日の「島根県心身障がい者親の会連合会大会・研修会」・・ に
参加した夫からこんなことを聞きました。
親の会の会長さんが挨拶の中で、
「障がいのある人が 幸せに暮らせる地域ならば、
誰もが幸せに暮らせる場所である」
それを、目指していくことが大切だと、お話されていたそうです。
人は、長く生きていると、いつかは、ハンディキャップを抱えます。
赤ちゃんのように 周りの人の助けを100%受けて生きる状態になりうる。
だから、障がいは、だれもの問題だと思います。
年齢を重ねると、
本が読みづらくなり、メガネをかけたり、
耳が聞こえにくくなり テレビのボリュームをあげてしまう。
新しい機械の使い方は覚えられない。
何を取りにここへ来たのか? あれ!?と、わからなくなる。
人の名前が思い出せない。
足腰が弱り、重いものが持てない。
階段も登れない。
歩く時、押し車があると楽になる。
硬いものが噛めない。
今まで出来てたことが、だんだん出来なくなる。
近年、
国家試験を通過した介護ヘルパーさんだったり、
ケアマネージャーさんが、介護支援をしてくださることで、
本人はじめ家族も、心身ともに癒され過ごしやすくなり、
また楽しい気持ちで日々過ごす事が出来る人も増えたと思います。
それは、利用システムの幅も広がり、
より良いサービスを提供出来るようになり、
職員さんが利用者である高齢者に思いを寄せていった結果だと思います。
一方で、
障がいのある人は、おざなりにされてきたと思う。
当事者たちが、うまく訴えることができない場合もあったと思うが、
家族などの意見も、結局後回しにされてきたのだと感じざるを得ない。
実際、障がい者施設で働く職員さんは、国家試験などはない。
職員の方がダメだというつもりはなく、
日本の国は、まだまだ 障がい者に対しての支援は、これから・・・という感じであるということを、言いたい。
歳を重ねて、老いていくことや、
病気で、身体が不自由になることは、経験上、誰もが想像しやすいこともあるかもしれません。知的障がいや、自閉症、ダウン症、さらに少数派になればなるほど、簡単に想像しにくいところもあるかもしれません。。
私だって、なっこがうちに来なければ、考えていなかったかもしれないことなので、誰も責める気など、ありません。
なっこが、生まれてきたということは、
きっと 私たち夫婦は、ちゃんと考え、
なっこの代弁をしていく使命があるのだろう。その役割をいただいたのだろうと、思います。
大それたことが出来るとは思いませんが、自分の思いを、ちゃんと周りに伝える術を磨いてゆきたいと思います。
「うちの子には、障がいがあるから、一生施設で過ごすしかない。
そのほうが安心だし・・・」などと、自分で自分を納得させ、諦める親が減ることを願います。
実は、私も少し前までそう考えていました。
でも、できる限り、夢や希望を持って進みたい。
親の気持ち そのまま、正直に感じようと思い始めました。
見かけには、障がいのある人は、
色々な事がわからないだろうと思えてしまうかもしれないけれど、
なっこ一人をみていても、全然そうではなく、
色々なことを知っているし、
好きなこと、嫌いなことがあり、
したいこと、したくないことがあるわけです。
我が家を離れ、すすんで施設に住みたいと、思わないと思います。
起床時間も決められ、寝る時間も、合わせる。
フツーの人なら、一日で、嫌だー!!と、いいそうです。
「重い障がいがあるから」それが当たり前・・・で、しょうか?
人に決められたメニューで、毎食食べたくはないと思います。
着るものだって、遊ぶことだって、選びたい♪
布団だって、まくらだって、自分のお気に入りに包まれて、ゆっくり休みたい♪
そうやって、自由に選んでいく術を
なっこには身につけてやりたいと、思います。
支援してくださる人とコミュニケーション出来、
なっこらしく自由に、暮らして欲しいと思う。
結局、ハンディある子が、幸せに暮らせる土地は、
誰もが幸せになれると、私も思います。
頂き物のオルゴール「ドラえもんのうた」が流れます♪
招き猫に、打出の小槌♪
福を招いてくれそうです(*^^*)
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kyomiyabunten (土曜日, 14 12月 2013 01:19)
~なっこの思いを代弁する役目がある~
なっこちゃんの思い
はーみさんやお父さんの思い
それを語っていくことは
なっこちゃん一人の思い、はーみさんやお父さんの思い、
それぞれ「個人」の思いを語るというだけの行為ではなくて
そこにつながっている、あるいは思っていても声に出せない、
いろんな方の「思い」を語ることになるんだろうと思います
先日、ゆっくりはーみさんの思いを聞きながら
やっぱりそうした「親の思い」を
ことばで、もじで、伝えていくことって
大事なんだな~と、しみじみ思った
は・・・っとすることがあるからです
自分が見逃していた あるいは気が付かなかった 深い気持ちにふれると。
きっと、そういうことっていっぱいあるんだろうなと思います。
~障がいがある人が暮らしやすい町はみんなもくらしやすい~
学校もいっしょですね
何かしらの学びにくさがあるお子さんが安心して学べる教室、
ハンデがあるお子さんが分かりやすいルール、システム、
きっとそれはみんなにとって いい
はーみ (土曜日, 14 12月 2013 12:24)
kyomiyabunten さん☆
先日は、長々とお邪魔をいたしましたm(_ _)m
いろーんな話をさせてもらって、私の中で整理できましたし、
また返してくださる言葉で、大いに励まされました。
いつもですが、やっぱりbuntenさんだな~♪ うれしいな~♪と、
思いました。
ありがとうございましたm(_ _)m
はっと、するような話だったのだ・・・と、笑
振り返って考えました。
あのあたりの話だな。。と、思いますが、
私の中で「フツー」の話。
そこらあたり、誰にでも分かる文章や喋り方を見つけたいかな~。
そして、私にとって、ハッとする事をどんどん感じていくように生きてゆきたいな~と思いますね~。
それには、「よぶこえ」シリーズ必読!! (*^^*)
そんな感じです♪
みんながわかり易いルールやシステム作りに力を注いでいる場所は、
小学校 かもしれないな~と、ふと思いました
子どもたちは、肌で知ってるはず(^O^)
ずっとそれが心に残っていて欲しいです~(^-^)