使わんでほしい ことば

小6のお姉ちゃんが、自分の状況を嘆いたり、

さして、辛くない状況でも、

時々使うことばに、

 

 

「死ぬわ~」

 

「死んでもいいわ~」

 

と、いうのがある。

 

頻繁に聞くようになった。

 

 

私が、子どもたちに禁止する言葉は、そうそう無いのだが、

この頃、注意した。

 

「お母さんは、その言葉は、ドキッとする。

ちょっと、あんまり使わんで欲しい・・

 

おねえちゃんは、死ぬって事が、あんまり身近に感じられんかもしれんけれど、

 

お母さんの友だちでも、亡くなった人もいるし、

同級生だって、死んだ人がおる。

 

簡単に「死ぬ」とか 使わんで欲しいけん」

 

と、話した。

 

 

おねえちゃんは、「え!? 同級生も??」 といい 

びっくりした顔をしていて、

「わかった~」

と、言ってくれた。

 

 

家族や、周りの人の言葉を真似るだろうから、

こちらが使う言葉には、注意が必要だと思うが、

 

案外、その人の使う言葉は、

側から、注意をされても、

自分で納得して いなきゃ 

なかなか 変わらないのでないかと、思っている。

 

だから、普段の言葉は、

いけない言葉でも、注意はしない。

子どもたちは、汚い言葉だと、自覚をしながら使っていると思うし、

きっと 人や場所によって 使い分けている。

 

それに、子どもにとっては、

幼い時に

「う○ち」「しっこ」

など、ケラケラ笑い 言ってみたくなる時期もあって、

 

やっぱり、年齢相応な言葉に変化するだろうと考えている。

 

 

つい昨日、

 

寝る前に、ふいに かんすけに なっこのことをどう思う?

と、聞いてみた。

すると、「かわいそうだと思う」

と、返ってきた。

 

一瞬、母親として、弟は、もうなっこの障がいに気づき、さらに、可哀想などという存在になっているのかと、ハッとした が・・・。

 

かろうじて「どうして?」と、聞けた。

 

「だって~、いっつも パソコンやパッドを僕に取られるも~ん」

 

 

笑 笑 笑 大笑いである・・・・

 

「ホントだ 僕のせいじゃん!! 返してやれや~」

 

「だって~、ぼくだって 使いたいもーん」

 

 

笑 

 

全く 純粋に なっこをみてた。

 

我ながら、ちょっとどうかしてた。。

 

 

 

「おねえちゃんは?」と、同じ質問をしてみた。

 

すると、

 

「おねえちゃんは ね~、ばか~!!(*゚∀゚*)」

と、言って、ケラケラ笑っている。。笑

 

ケンカばっかりだもんね~笑

泣いたり、笑ったり、怒ったり、おねえちゃんがいて、楽しいものね~。。

 

 

そのまんまの気持ちを しゃべってくれて うれしいな~と、思う。

 

 

 

 

 

昨夜、ニュース。

 

 

水曜日から始まったドラマで、

芦田愛菜ちゃん演じる赤ちゃんポストに預けられた子どもが

「ポスト」と呼ばれていることに関して、

 

現実に 親が育てられない子どもを匿名で受け入れる

「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)を

設置している国内唯一の病院が批判している

 

という。

 

このドラマを私は見ていないし、

実際の「赤ちゃんポスト」も

薬師丸ひろ子が主演の別のドラマで観たことしか知らないが、

 

このドラマで、その言い方 一つを 

考えるきっかけになると、

それは、それで、意味があることだよな~と、思いました。