しんちゃんは、音に敏感だったそうです。
だから、入れない教室があって、困ってパニックになり、
逃げる場所が、支援学級であったりしたそうです。
けっして、わがままなどではなく、
自閉症の人は、感じ方が、普通の人と違うことがあるらしいのです。
小さな音が、耐えられないくらい大きな音に感じたり、
また自分が出しているイヤな音には、鈍感だったり・・
肌が過敏な人もいます。
肌に当たるタグが、極端に耐えられなかったり・・
食べ物が、砂のように感じて、受け付けなかったり・・
1歳のときの なっこは、
砂場遊びで、砂を口に持っていっても、平気で遊んでいたり、
葉っぱの感触が異様に好きで、
いつもちぎっては、口の周りにあてて、感触を楽しむ遊びをしていました。
時々、口にも入れていました。
食事の時も、わかめ・こんにゃくなど、ペロペロ舐め続けてたり・・・、
大人になっても、こうなのか?と心配していましたが、大きくなるにつれて、
あまりしなくなりました(*^_^*)
小学校に入学してから、
音楽室に入ることができませんでした。
だから、廊下で授業を受けていました。
それも、ままならず、自分の教室に帰ることもあったと思います。
それが、3年生の後半くらいだったでしょうか?
急に入れるようになりました(*^_^*)
今は、みんなといっしょに音楽室で授業を受けています。
原因は、ハッキリわかりませんが、
なっこが、自分で納得して入るまで、
周りが無理強いをしなかったことが、よかったと思います。
また、最近では、
苦手な食べ物が減ってきました。
一口食べるのも鳥肌が立ち、
食べられなかった物が、いくつも食べられるようになってきました。
ふりかけがなくても、白ご飯で食べられたり、
見向きもしなかったお肉をぺろっと食べたり(*^_^*)
昨日は、家で、牛乳を飲みました。
(4歳のとき、以来です!!)
なっこが小さなころ、
眠くなる薬を
確実に飲ませるために、
大好きだった牛乳に混ぜて飲ませていました。
家で飲む(薬入り)牛乳は、
変な匂いがするし、急に眠気がくる・・と
いう経験をたくさんさせたので、
その後、家で出された
牛乳は、一切飲めなくなっていたのです・・・(>_<)
昨日飲めたので、たぶん、これからずっと飲むと思います。
なっこの様子を長年見ていると、
人とコミュニケーションが充分に出来ない分
ひとつひとつ安全なものかどうか充分に確認して、
過ごしているような気がします。
なっこ自身が納得したら、変わる。
そう思います。
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