誰も・・って、誰のこと?

朝ドラ「あさがきた」やっぱりいいですね。

お冬ちゃんと番頭さんが結婚しましたね (^Д^)

番頭さんの想いが通じて本当に良かった (^-^)

 

15分ドラマのあとの『朝イチ』。。

面白くて、洗濯物を干す時間を気にしながら、ついつい見入ってしまう事があります(^_^;)。

 

先日もそうでした。

おぉ! 朝から、こういった事柄を取り上げるとは、やっぱりNHKの番組作りは徹底している!   (おそらく厳しいご意見も届きそうな事項)

 

タイトルは、『こどもがLGBT 親ならどうする?』

 

・・・LGBTとは。。

 

L=レズビアン、G=ゲイ、B=バイセクシュアル、T=トランスジェンダー。

順番に、女性同性愛者、男性同性愛者、両性愛者、生まれたときに法律的/社会的に割り当てられた性別とは

異なる性別を生きる人のことを言います。

LGBTは、広く性的少数者の人たちを指す表現として用いられることも多い言葉です。

 

電通ダイバーシティ・ラボが2015年4月に約7万人を対象に行ったインターネット調査によると、7.6%にあた

る人たちがLGBTであるという調査結果が出ています。13人に1人というこの数字は、学校や職場の仲間

として、あるいは家族として、当たり前に存在していることを示しています。しかし、差別や偏見を恐れてカミング

アウトしていない人も多く、なかなか可視化されていないのが実情です。(ネットから)

 

13人に1人って、ところに驚きました。多い!

なっこたち 自閉症スペクトラムを抱える人も 10人に1人と聞いた事があったので、

 

同じくらいの数の社会的マイノリティ

偏見や差別、カミングアウトなど様々な問題に同じような部分があるのかな?と関心を持ちました。

 

また、出演していた当事者の話し方や内容を、客観的に見ることで、

私が障がい児を持つ親の立場で意見を言う時に、他の方に与える印象を想像する時の参考になると思いながら興味深く見ました。

 

当事者の方々が、スタジオに来て これまでの話をしていました。

  

  自分の性が周りと違うと気づいた頃の気持ち。

 

  親にカミングアウトした状況、周りにどう告げたか? 

  

  それまで長い期間、自分に嘘をつき、周りに合わせた、辛い日々のこと。

 

  自分の未来が全く描けない。(大人になったら、死ぬのか)

 

  今もそういう思いを抱えて生きている 今も子どもたちがいるということ。

 

  セーラー服は、毎日女装を強いられているのと同じ。

 

  女子更衣室、、男子更衣室、、どちらも違和感。

 

 

聞いて初めて分かることでした。

とても辛いことだろうと想像します。

 

 

  

番組では、性的マイノリティに、優しい国があると紹介されました。

 

 『スエーデン』

 

 ある一家の取材映像が流れ、驚きました。

 

  ・・女性同士が、結婚。   そして、

 

    ふたりがそれぞれ精子提供受け出産し、子どもが3人。

  

    5人家族で、フツーに生活していました。

 

 

 一般家庭でも

   幼い時から 「男の子らしく」とか「女の子だから・・」という育て方は、しないのだそう。

男の子にも、お人形やままごとのおもちゃを与えて、持ち物の色も、自由。

将来の子ども自身がその性を選び、生きていくようにしていく。そんな感じでした。

 

 学校は、

女子、男子の区別だけじゃなく、どの性別でも使えるスペースが確保されていました。

 

 

 

 

スエーデンの映像は、衝撃でした。

でも、誰もが生きやすくなるを、目指すことは、大事なことですね。

 

少数派だからといって、我慢を強いることは、どうかと思います。が、

ちょっとした手立て、実践・・・気づけない事がたくさんです。。

 

番組をみれて良かった!

 

 

 

朝イチ 司会者のイノッチが、

 

『自分だったら、どうかと想像してみることが大切』と、

 

真剣に話している姿が印象的でした。

 

 ネット上でも、同じことが載っていました。

 クリックしたら、その記事に 飛びます。

 

イノッチは、女性特有の特集などでも、ものすごく 思いやりのある発言をしています。

さすが、司会者!ですが、それだけではなく、育ちの中で、気づく経験がたくさんあったのかなと思います。愛情あり厳しさありの家庭で過ごしてきたんだろうなと、ここ数年の言動をみていると、そんな風に想像しています。

 

 

近年、ニュース等で

同性結婚が認められた、認められないなどの話題を見聞きしたとき

 

私の中では、

当人同士の自由だし、家族と認めてもいいだろう。

けれど、同性同士では、子どもが生まれないものね、

だから、国としては、やっぱり認めることは、難しく

認められないのは、仕方のないことかなー。と、考えたことがありました。

 

 

今回、スエーデンの同性婚の幸せそうな家庭をみて

ふと、思ったのは、

 

子どもが育つ環境にいる大人の性別問う必要はないのではないか?

 

親のもとで、生活できない子どもが沢山いるという日本。

一方、自分の子どもが授からないと、悩む親。

子どもたちの事を考えると、同性婚も同じゾーンで解決の糸口は見つかるかもしれない!

無知だから言えるのかもしれないけれど、一人でも温かい環境で過ごす子どもが増えたらいいんじゃない?って、思ってしまいます。

 

同性婚も、あってもいいんじゃない? 私はそう思います。

 

 

コメンテーターの人も言いかけてましたが、

「離婚したと言っただけで・・・」

周りからの視線が辛い、今の日本では、、、、

 

なかなか同性婚となると、さらに辛いでしょう。

 

 

それでも、当事者は、手と手を取り合って、社会に訴えていますね。

 

 

日本の社会もスエーデンのように成熟していれば、

難しいことではないのでしょう。

 

誰もがもっと生きやすくなると、いいな。

誰もが、思いが通じる 世の中になると いいな。