節目、節目で。

「やっぱり、節目、節目で、淋しいもの。」

 

どなたかが 言ってました。

 

雑誌の記事だったか?TVでだったか?講演会だったか?

は、忘れましたが、

 

障がいのある子の親は、節目、節目で、寂しく思う。

卒業したら、

二十歳になったら、

友達が結婚したと聞けば

 

『あー、この子に障がいがなければなぁー、あの子達と一緒に揃って・・・。』

と、毎回思う。

 

と、聞いた事がありました。

 

まさに、そんな心境です。

 

でもね、悲しいことでは、無いのですよ。

 

 

たぶん私は、

なっこがいなければ、

なっこじゃなかったら、

気づけないことがたくさんあったと思うのです。

 

なっこが、温かなまなざしの中で 生きていることを、

こんなにもありがたい事とは、

分からなかったと思う。

 

運動会、遠足、校外学習、休憩時間、昼休み、給食、修学旅行、

 

お友だちと一緒に 笑っている姿がみれたこと。

お友だちに応援されて頑張る姿。

 

特別に大切にされていたと、いえば語弊があるかもしれないけれども、

この10年、とっても たくさんの幸せをいただきました。

 

その分、寂しさがあるのは、当然なのだろうと思います。

だから、それほどまでに、いい時間だったという意味で、

この寂しさをちゃんと感じて、新たなステージへ進みますね。

 

本当に、ありがとうございました。

 

 

 

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